2021年10月23日 ボーイ隊ふなばし三番瀬クリーンアップ

本日のボーイ隊は船橋市が開催している『ふなばし三番瀬クリーンアップ』に参加してきました。
この活動は船橋の自然を代表する船橋三番瀬の清掃活動を行うもので、昨年はコロナ影響で中止となったため2年ぶりの参加になります。
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6団は早々にエントリーしたため、パンフレットにも名前がぴかぴか(新しい)
朝7時に千葉駅に集合して電車で西船橋駅
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ここから5㎞先のふなばし三番瀬海浜公園まで地図を頼りにハイキングします。
気温は低いですが雲一つない気持ちの良いハイキング日和晴れグッド(上向き矢印)
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工場地帯を黙々と歩きます。
三番瀬に到着~♪
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富士山どーん!
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潮が引き始めた干潟と富士山をバックにパチリカメラ
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ふなばし三番瀬クリーンアップの開会式
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今回も親子連れやグループ、企業での参加など、多くの人が集まっていました。
この後、この浜辺の清掃作業を行います。
今回は清掃作業の他に、日本大学生産工学部によるマイクロプラスチック調査の体験会が行われ、我々も参加しました。
マイクロプラスチックとは環境中に存在する微小なプラスチック粒子で、直径5mm未満のプラスチックの粒子や断片と定義されています。
今回は浜辺の1平方メートルの砂の中にマイクロプラスチックがどれほど存在するかを確認します。
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1平方メートルの砂浜の表面の砂を採取し、4.5mmのふるいにかけ、バケツの水に浮いた浮遊物を採取します。
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プラスチックは水に浮くので、浮遊物から日大研究室の学生さんがマイクロプラスチックを選別します。
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集めたマイクロプラスチックをみんなで確認。
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プラスチック片だけかと思っていたら、釣り糸や発泡スチロール片、レジンペレットという球状の粒など、いろいろなものが見つかりました。
きれいな砂浜に見えても、人間が作り出したゴミが散乱している事がよく分かる結果となりました。
そのあとは潮の引いた干潟に出てコメツキガニ探し
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いました(黄色枠の中)。
コメツキガニが砂地に穴を掘ったり、アサリが水を浄化してくれることで、この三番瀬のきれいな海水と干潟が守られています。
昼休憩のあと、敷地内にある「ふなばし三番瀬環境学習館」を見学。
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船橋の歴史や三番瀬の生態系などの説明、ゲームを交えた展示もある、立派な施設でした。
そして学習館を出て帰路へと。朝来た道をまた歩いて戻ります。
後ろを歩くリーダー達を引き離し、駅前で待つスカウトの面々
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今日はプラスチックごみについて貴重な体験をさせてもらいました。
ペットボトルが流通しだしてから40年しか経っていないそうですが、無作為に採取した1㎡の中にも多くのマイクロプラスチックが含まれている事が分かりました。
多い場所では1平方メートルあたりに12,000個も見つかったことがあるそうです。
今の私たちの生活からプラスチック製品を完全に無くすことはまだ難しいことから、ごみを減らす事、分別して廃棄する事など、プラスチック製品を上手に使っていかなければと改めて考えさせられる1日でした。
お疲れさまでした。